北の森を走る!トロッコ王国

自転車タイプのトロッコにうぷ駅 ここが出発点折り返し地点で180度トロッコを回転させます

 海道に王国は数あれど、ホンモノの線路の上を自分で運転して走れる王国はおそらくココだけでは?北海道中川郡美深町、日本最北端を目睫に控えた最果ての森にトロッコ王国はあります。


 り物の面白さのひとつの到達点は自分で運転・操縦することですよね。自転車や自動車やボートやハングライダー。難易度に差はあれど、なんとか頑張ればいずれも自ら運転可能な乗り物ばかり。でも線路の上は舵取りの必要がないとはいえ、自分で運転できるのはどうあがいてもデパートの屋上か遊園地くらいでしょう。鉄道(に使われた)のレールの上をスロットルとブレーキを自由に操って走れるトロッコ王国は子供の頃夢見た想いをとうとう叶えてくれました。


 国鉄美幸線の廃線跡を利用し、往復10キロメートルのレールの上を芝刈り機のエンジン(?)を載せたトロッコは、カタンカタンと乾いた音を響かせて進みます。緩やかにカーブした線路の向こうに何があるのかワクワクと胸躍らせながら鉄橋を渡り原生林を抜けて、澱みなく静謐な森の空気を全身で受け止めて…。ほんの数十分の鉄路の旅ですが、忘れていた鉄道への憧憬の念が原風景となってふつふつとよみがえってきます。


 のトロッコ、二階建てタイプや団体さん向け大型、そして自転車タイプなど色々ありますが、いずれもエンジンがついていて自動車運転免許を持っている方ならだれでも運転できます。私が乗ったのは自転車タイプでしたが、足こぎするにはギア比が低すぎて後続トロッコに迷惑を掛けてしまいそうなので、バタバタとエンジン音を聞きながら走りました。最高速は40Km/hくらいは出そうですが、ゆっくり20Km/hくらいでトコトコ走るのが一番気持ちのいい走り方だと思います。ちなみに車種はこちらから指定することは出来ません。でも、どれに乗っても大差はないと思います。今度行くときはお客さんが少ないときを狙って足こぎで挑戦してみたいです!


 ロッコを下車したら、王国入り口の売店コイブで自家製の羊乳のアイスクリーム、そして白樺樹液100%の森の雫を飲んで一休み。コイブは羊牧場とジャガイモを生産をしている(有)松山農場の直営店です。アイスクリームはけっこう美味しかったです。森の雫は、『気になる人は一度飲んでみればイイッショー』というビミョ〜な味、セミの気持ちをほんの少しだけ理解できるかもしれません。


トロッコ王国美深の会 公式サイト


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